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[職人醤油通信 vol.040]ラジオがつないでくれた不思議なご縁

2011.01.20

職人醤油の高橋万太郎です。こんにちは。


昨年末にFMラジオの「J-wave」に出演させていただいたのですが、
その放送を聴いたという方から一通のメールをいただきました。


「私、地理学が専門で、醤油醸造業の研究をしております・・・」
から始まる文章に、その時点で既に「えぇ!」と驚きだったのです。


しかも、高崎経済大学で講師をされているとのことで、
私のいる群馬県の前橋市からは車で30分ほどの距離なのです。

醤油の研究というだけで十分にマニアックなのに、
しかも、こんなに近くにいたとは・・・

すぐさまお会いしに高崎経済大学へ。


--


これまでの論文や文献などを山積みにして
迎えてくださったのは、木亨先生。

これまでに九州や大野(石川県金沢市)の醤油産業であったり、
地域による醤油の好みなどの統計調査などをされてきたそうです。


私が感覚的に感じていたことが、数値データになっている論文。
例えば、東北・北陸・九州の地域は大手メーカーの醤油よりも
地元メーカーの醤油が多く流通していると感じていたのですが、
その通りのデータになっているのです。


 「先生、このデータって自分が感じていた通りですよ!」
 「やっぱりそうでしょ!」
 「山陰の地域も高いんですね・・・あっ、そう言われればそうですね!」
 「・・・それにしても、こんな会話ができるとは驚きだなぁ〜!」


というような会話を2時間ほどさせていただきました。



木先生と共通認識だったのが、
醤油に関する記録やデータが、思いのほか残っていないこと。

醤油に関する関連書籍というと、
醸造業のすごくマニアックなものと、基本的な料理本のようなものばかりで、
少し専門的に全般的なことが書かれている本は少ないのです。


木先生も老舗醤油メーカーの社史などを参考に
データを蓄積されたそうなのですが、
地域のリアルな醤油事情を調べるのはとても難しかったそうです。


戦争の前後で、醤油の種類も流通の仕方も
大きく変化していると思うのですが、実際の詳細部分というのは、
なかなか分からなかったりもします。

これだけ日々の生活に密着している醤油なのに・・・と思ってしまいますが、
このようなことって、醤油だけに限ったことではないんでしょうね。


ラジオをきっかけとした不思議なご縁でした。
木先生ありがとうございました!

▼木亨先生
http://www.mantaro.jp/?day=20110120


--


先週ご案内させていただきました、
「2011年 職人醤油 冬の話題セット」。
http://www.s-shoyu.com/item/100set/201101.html


結構、好評をいただいています。


NHKで酒粕が取り上げられたことをきっかけに、
様々なメディアで酒粕の姿を見るようになってきた気がしていますが、
酒粕のプチブーム到来の予感・・・なのでしょうか???


日本酒の蔵元も、このままの状態が続けば、
夏場に出荷予定の漬物メーカー向け(粕漬用)がなくなってしまう・・・
とのことです。



また、メールさせていただきます!


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