051.木桶納品

先月末、今年の仕込みに使う木桶をウッドワークの上芝さんが届けてくれました。



今回の桶は酒桶を組み直したもので、容量はうちにあるものと同じ20石。
どうやって降ろすのだろう? と思っていたら、普通にコロコロ転がして移動。





仕込み場に移したら、底板の裏に落書き。



桶を起こすとき、「一瞬、力を入れなくても立つ位置があるから」と、素人相手に荒削りで意味不明な説明でさっさと作業を進める上芝さん。。笑





で、その「一瞬」がこの状態。そのすきに2人が僕の方に回ってきて、桶を立てます。







底に布団をかませて、みんなでスライドさせながら前進して、設置場所へ。





位置が決まったら、先日作ったブロックを底へ入れてきます。





桶、据え付け完了。



こっちの小さな桶は、地元の後輩に栽培してもらっている、農薬・化学肥料を使っていない大豆・小麦を使った仕込みに使用。



帰りには、昨年解体した桶の使える側板や底板を持って帰ってもらい、年明けにこれを材料に組み直した木桶が、納品されます。





上芝さんから、「わしができるのもあと10年くらい‥」という話があって、 自分で修理できるようにならないといけない、という話になり。

2011年11月10日
城 慶典

前のコンテンツ << │ 目次 │ >> 次のコンテンツ
城 慶典

1984年生まれ醤油職人。
高校生の時、自社での醤油醸造の復活を志す。東京農業大学 醸造科学科に入学。入学後、「学校に通っているだけでは自分の求めるものは得られない。」ということに気づき、伝統的製法による醤油造りを続けられている醤油蔵を探し、卒業までに7つの醤油蔵で短期間の研修を受け入れて頂く。卒業後、岡本醤油醸造場にて一年間の研修。その後、JFCS(ジャパン・フードコーディネーター・スクール)で一年間学び2009年6月より、実家であるミツル醤油へ入社。2009年11月 夢である醤油造りの復活と、地元・糸島を全国に発信したい。という思いをリンクさせ具現化する、社内別ブランド「itosima terroir」(イトシマ テロワール)をスタート。

■ ブログ:全量自社醸造の醤油蔵を目指す。