・・・と、言われています。醤油は地域によって特色があります。また、大きな工場で作られている醤油や、昔ながらの杉の大桶で仕込みをしている醤油など、様々な醤油が存在しています。ただ、銘柄を指定して購入される方は少ない・・・のではないでしょうか?
ただ、地方の醤油蔵を訪ね歩いてみると、全国各地にその蔵のファンがいるということに驚かされます。特に、こだわって造られた醤油は生産量も流通経路も限られてしまうので、はるばる遠方の地域からご注文されている方が大勢いらっしゃいます・・・
このように地方の蔵へ注文されている方に、「醤油との出会いのきっかけ」をお伺いすると、多くの方に共通点があります。以下のように偶然口にしてみて美味しかったから!という声が大半を占めているのです・・・
日本人に欠かすことのできない調味料ですが、その原料は結構知られていなかったりします。これら非常にシンプルな原料から微生物たちの力を借りて発酵させたものが醤油です。この醸造技術は日本が世界に誇るもので、フランス料理の隠し味に使われたりと、海外から「奇跡の調味料」と評価されています。
国内の醤油の年間生産量は約100万キロリットル。その中で国産大豆を原料につくられた醤油の流通量はわずか1.7%となっています。大豆の自給率が5%を切っていることを考えると当然ともいえますが、とっても低い数値。国産大豆醤油はとても貴重な存在になってしまったのです・・・
国内の醤油メーカー数は約1,600社。大正時代には10,000社以上あったといわれています。メーカー数は減少傾向にありますが、中でも自社で原料の段階から加工をしているメーカーの数は少なくなっています。そして、その中で昔ながらの杉の大桶で仕込みをしている蔵数はさらに少なくなります。正確な統計はないのですが、100軒は決して上回らないと思います。
醤油の色は「黒」ではないんです。空気に触れた醤油は酸化して黒くなってしまうのですが・・・是非、光にかざして見てみてください!新鮮で美味しい醤油は澄んだ赤褐色をしています。そして、これも意外と知られていないのですが、新鮮さを保つために開栓後は冷蔵庫で保管して1ヶ月以内にお使いいただくことをオススメします!
醤油は「微生物」によってつくられる醸造品で、昔から変わることなく各地の蔵に受け継がれています。微生物たちは蔵毎に独自の生態系をつくっていて、これが蔵の味を決めているのです。
春前に仕込み、夏の気温上昇で発酵熟成が進む・・・天然醸造による醤油づくりは、気が遠くなる程の長い時間が必要。職人たちは、美味しい醤油づくりを願い、微生物たちを見守り続けています。
職人が手作業で造る醤油は、流通量は決して多くありませんが、しっかりと地域に根ざして存在しています。小規模生産だからこそ、「原料」も「造り手の顔」も見える醤油たちです。
18都府県45種類の醤油がラインナップされています。各地の職人が手作業で充填してくれた100ml醤油。是非、お好みの蔵の味を探してみてください!
お気に入りの醤油の銘柄があるって、なんだか素敵ではありませんか?!また、「作り手」と「使い手」が、直接的に面識があるというのは難しくても、「お互いに知っている」ということが重要だと考えています。時代の流れで各醤油蔵でもインターネットを通じての注文ができるようになっています。ただ、少しのお時間と少しの勇気でもってお電話いただき、「美味しかった!」の一言をお伝えください。その一言が、蔵人が一年間をかけて醤油を見守り続ける原動力となり、また、皆様との新たなコミュニケーションのスタートとなるはずですので・・・