第2回 木桶による発酵文化サミットin阪神
70人を超える「つくり手」が集まりました!
テーマは「木桶」。小豆島のヤマロク醤油から高さ2mの木桶が運ばれ、木桶にまつわる70人以上の「つくり手」が阪神梅田本店 1階の食祭テラスに集まりました。
醤油や味噌、ぽん酢などの木桶仕込みの商品を並べて、18の蔵元が講師を務めるワークショップも開催。そして、来場者と一緒に木桶づくりに欠かせない「芯」の製作も行いました。
日本各地のクラフト醤油が25種類
蔵元毎に解説パネルと醤油をセットで並べて、左から右にかけて濃厚な醤油になるように配置しました。そして、お揃いの黒のTシャツを着た蔵人が解説。自社以外の醤油もしっかり説明をしていました。
18の蔵元による醤油と味噌の仕込みセミナー
醤油メーカー13社、味噌メーカー5社によるセミナー。麹と塩水を混ぜる等の仕込み作業をして、持ち帰って自宅で発酵と熟成をさせることで自分オリジナルの醤油や味噌を育てることができるプログラムです。
木桶づくりに欠かせない芯づくり
「芯」の製作を来場者と一緒にしました。芯は木桶の周りを囲む竹箍(たけたが)の内側に入れることで竹箍のふっくらした綺麗なシルエットを保つと共に、木桶との隙間を埋めて密着させるために欠かせない部材です。
木桶の寿命である100~150年の間、ずっと役割を果たし続けるものです。今回つくった芯は小豆島に持ち帰り、実際の木桶づくりに活用する予定です。
疲れるけど、みんな、笑顔に!
約6メートルの竹に荒縄を巻きつけていく作業。これが見た目以上に大変です。参加者が一列になって竹をひたすらに回し続けて、何十回、何百回になってくると腕がパンパンに。黙々と作業をすると辛いけど、皆で掛け声をかけながらすると楽しくなってくる。昨年は、自然と声をかけあってお祭りのような盛り上がりになりました。