タイの展示会での醤油の反応(NIPPON HAKU BANGKOK2025)
はじまりは、2025年の3月。
「職人醤油を扱いたいです」と、メールを送ってきてくれたのはタンタさんというタイ人でした。何通かのメールのやりとりをして、阪神百貨店の木桶イベントにあわせて来日してくれることになりました。
そして、そうこうしているうちに、「NIPPON HAKU BANGKOK2025という展示会に出展しようと思うんだ」ということになり、その準備風景はかなり本格的。これは手伝いに行くべきだと思い、バンコクに向かうことにしました。
めちゃめちゃ楽しい!と言うミンクさん
タンタさんもすごいのですが、このミンクさんが、これまたすごい!商品名を覚えているなんて当たり前でしょ的な感じで、来場者の反応にあわせて醤油すすめる高度な対応を自然としています。溜醤油を試食された方が、「とても濃いね」的なことを言ったんだと思います。さっと、あっさり系の溜醤油を差し出した対応には衝撃を受けました。
群衆に囲まれて、3組を同時に対応。他のメンバーのやり取りも片耳で聞いていて、「それはこの醤油だよ」と手渡していたりも。文字通り休む暇なく立ち続けているのですが、「めちゃめちゃ楽しいよ!」とミンクさんは言います。
終わらない展示会
展示会は20時終了予定。日本だったら終了のアナウンスがあって、退場を促すのが普通だと思っていたら、こちらではそのような動きはありませんでした。アナウンスもないし、誰も終わらせようとしない。誰も帰ろうしない。ステージイベントは続いていました。
3日間のイベントで残った醤油は50本ほど。ほとんどの醤油が完売となりました。甘い醤油やしっかりした味わいの醤油が人気になるだろうなと思っていたのですが、タンタさんやミンクさんの説明が加わると、どの醤油もまんべんなく興味を持っていただきました。これから、タイに日本の醤油を広めてくれる手ごたえを感じながら展示会を終えました。
おまけ。