醤油を楽しむレシピ集

里芋だんごのお吸い物

味付け変えれば食べ方いろいろ

器にぽっこりと浮かぶ里芋だんごの可愛らしい姿に、思わず心がほころびます。里芋のほっくりとした自然な甘みと、ふわふわもちもちの食感が絶妙な日一品です。淡口醤油でほんのり味付けした上品な味わいは、だしの風味をじゃますることなく、お吸い物を上品にまとめてくれます。卵白を加えることでより滑らかで軽やかな仕上がりになり、お子様からご年配の方まで食べやすいのも魅力です。

そしてこの里芋だんごのすごいところは、アレンジの幅広さ。白玉粉と混ぜて作り、ぜんざいに浮かべれば和風デザートに、きなこをまぶせば素朴で懐かしいおやつに早変わりします。甘い味付けにすればスイーツに、塩味にすればお食事に。気分や場面に合わせて、いろいろな味付けで楽しんでみてください。

材料(4人分)
里芋 400g
三つ葉 少々
【A】
片栗粉 大さじ4
卵白 大さじ2
小さじ1/2
醤油(淡口) 小さじ1
【B】
だし 800ml
醤油(淡口) 大さじ2
少々
作り方
  • 1 里芋は皮をむき、茹でてつぶし、Aを加えてよく混ぜ合わせる
  • 2 Bを鍋に入れて煮立てる
  • 3 ②の鍋に里芋を丸めて入れ、中火で3分程煮る
  • 4 器に盛り、三つ葉を飾る

1879年創業で京都の老舗料亭も愛用

40
都淡口
うま味や甘みを巧みに調整しているので料理の味がきまりやすく、淡口の中ではしょっぱさ控えめ。キレイな色合いも魅力。

合わせてもう一品

職人醤油ストア