醤油を楽しむレシピ集

納豆と醤油

納豆を楽しむための醤油

そもそも納豆は嫌い!という方もいると思いますが、ふだんの食生活に欠かせない方も多いはず。実際に、「納豆にあう醤油は?」と質問をいただくことがとても多いです。

そこで、4種類の納豆で比較をしてみました。普通の納豆として業界最大手のタカノフーズさんの「おかめ納豆」。こだわり納豆として経木を使った納豆づくりをされている下仁田納豆さん。それぞれ大粒と小粒の4種類です。

おかめ納豆と下仁田納豆。それぞれ大粒と小粒で比較しました。

大粒は大豆の味を楽しみ、小粒はタレとの一体感を楽しむ

大粒と小粒を比べると、大豆そのものの味を感じるのは圧倒的に大粒でした。しばらく噛んでいると味わいが変化し、うま味がじわじわ広がってきます。

小粒はかき混ぜるとネバネバがでてきます。混ぜていて気持ちいいのはこちら。そのネバネバに醤油やたれを加えると、ネバネバのソースのようになり、納豆全体を包み込みます。

大豆のおいしさを味わうなら大粒、醤油やたれの味を含めてその一体感を楽しみたいなら小粒という印象です。

こだわり納豆の「大粒」

そのまま食べた時に、一番歯ごたえがあるのは下仁田納豆でした。味わいも含めて大豆がしっかりしています。ここにだし醤油をあわせると、せっかくの大豆のうま味を引き立てるというよりは、お互いのよさを中途半端にしてしまっていると感じました。

相性がよいのは、淡口醤油と溜醤油。

淡口醤油は大豆そのものを一番堪能できる醤油です。溜醤油は濃厚でうま味たっぷりなので、大豆の味がしっかりしている大粒納豆の場合、多めにかけると、ぐっと大豆の力強さを強調してくれました。

 

溜醤油の中での万能系
大粒納豆と好相性。一般的な濃口醤油感覚で使えると思います。
一味違う溜醤油
独特の香りがあります。その香りが納豆の発酵臭とまざり、とてもよい変化に。上級者向け。

こだわり納豆の「小粒」

しっかりと大豆の味わいはありますが、大粒と比べると繊細な味。濃口醤油から溜醤油、だし醤油ともそれぞれに相性のよさを感じました。

その中でも、淡口醤油は特におすすめ。大豆をしっかりと味わうことができます。ただ、普通の納豆にはしょっぱさが強く感じてしまうのでおすすめではありません。

普通の納豆の「大粒」

柔らかくて全体的に優しい印象。若干の苦みやえぐみが気になるかもしれませんが、濃口醤油とあわせるとちょうどよい一体感が生まれるはずです。ただ、淡口醤油だともの足りなく感じました。逆に、溜醤油やだし醤油などうま味やだしを加わえるとよい印象です。

特に濃口醤油の中では火入れをしていない生醤油がおすすめ。香りが抑えめであっさりすっきりしているので、薬味との相性もよいはずです。

普通の納豆の「小粒」

いろいろ試してみましたが、淡口醤油、濃口醤油をかけると醤油のよさも納豆のよさも引き立たない感じでした。醤油を使うなら溜醤油がおすすめなのですが、だし醤油をあわせると抜群においしかったです。

納豆についているたれの完成度

納豆についている「たれ」があります。それだけをなめてもあまりおいしく感じないかもしれませんが、納豆と混ぜるとおいしく感じる方が多いと思います。

特におかめ納豆の小粒の場合はとてもよい相性になるので、よく研究されているなぁと関心していました。ちなみに、そのタレを下仁田納豆にかけてみたのですが、まったくおいしくなりませんでした・・・これもおもしろい発見でした。

全体的に溜醤油の相性がよい

予想はしていたのですが、納豆の種類によって相性のよい醤油はバラバラになりました。ただ、全体的にみると溜醤油がどの納豆とも相性がよかったです。ぜひ、ぴったりの醤油を見つけてみてください!