醤油を楽しむレシピ集

玉ねぎのステーキ

玉ねぎがごちそうに

子供の頃のごちそうといえば、家族でホットプレートを囲んでの焼肉。その時の玉ねぎは、お肉の脇役として薄くスライスされ、プレートの端で静かに焼かれていました。

でも大人になった今、その控えめだった玉ねぎこそが真の主役だったのだと気づきます。少し厚めの輪切りにして、ごま油でゆっくりと焼き上げる。醤油をジューっと垂らすと、香ばしい香りが一気に広がります。仕上げに黒こしょうでアクセント。

じ~っくりと時間をかけて焼いて、表面に少し焦げ目がついたくらいが絶妙。外側はカリッと香ばしく、内側は甘くとろけるような食感。一口噛めば、玉ねぎ本来の甘みと醤油の深いコク、ごま油の香りが口いっぱいに広がって、これだけでご飯が何杯でもいけそうです。

子供の頃には気づかなかった、シンプルな食材の持つ本当の魅力。それを発見できるのも、大人になった今だからこその贅沢なのかもしれませんね。

材料
玉ねぎ 1個
ごま油 適量
粗挽き黒こしょう 適量
醤油(濃口・溜) 適量
作り方
  • 1 玉ねぎを約1センチの輪切りにし、外れないように爪楊枝で止める
  • 2 フライパンにごま油を熱し、重ならないように玉ねぎを並べる
  • 3 中火で焼き色がついたら裏返し、片面も同様に焼く
  • 4 焼き色がついたら弱火にし、蓋をして蒸し焼きにする
  • 5 お皿に盛って、爪楊枝をはずし、黒こしょうをふり、醤油を適量かけていただく

グルテンフリーの濃厚な溜

50
尾張のたまり
愛知県産の丸大豆と塩のみを杉桶の中で三年間熟成。大豆のうま味が凝縮したとろっと濃厚なコクが特徴。刺身にも料理にも。

昔ながらの麹葢仕込みだから幻の醤

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幻醤
富山県産大豆.国産小麦.沖縄産塩と全て国産原料で麹蓋での仕込み。三年熟成で濃厚なのでしっかり味をつけたい素材に。

合わせてもう一品

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