醤油を楽しむレシピ集
玉ねぎのステーキ

玉ねぎがごちそうに
子供の頃のごちそうといえば、家族でホットプレートを囲んでの焼肉。その時の玉ねぎは、お肉の脇役として薄くスライスされ、プレートの端で静かに焼かれていました。
でも大人になった今、その控えめだった玉ねぎこそが真の主役だったのだと気づきます。少し厚めの輪切りにして、ごま油でゆっくりと焼き上げる。醤油をジューっと垂らすと、香ばしい香りが一気に広がります。仕上げに黒こしょうでアクセント。
じ~っくりと時間をかけて焼いて、表面に少し焦げ目がついたくらいが絶妙。外側はカリッと香ばしく、内側は甘くとろけるような食感。一口噛めば、玉ねぎ本来の甘みと醤油の深いコク、ごま油の香りが口いっぱいに広がって、これだけでご飯が何杯でもいけそうです。
子供の頃には気づかなかった、シンプルな食材の持つ本当の魅力。それを発見できるのも、大人になった今だからこその贅沢なのかもしれませんね。
材料
玉ねぎ | 1個 |
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ごま油 | 適量 |
粗挽き黒こしょう | 適量 |
醤油(濃口・溜) | 適量 |
作り方
- 1 玉ねぎを約1センチの輪切りにし、外れないように爪楊枝で止める
- 2 フライパンにごま油を熱し、重ならないように玉ねぎを並べる
- 3 中火で焼き色がついたら裏返し、片面も同様に焼く
- 4 焼き色がついたら弱火にし、蓋をして蒸し焼きにする
- 5 お皿に盛って、爪楊枝をはずし、黒こしょうをふり、醤油を適量かけていただく


合わせてもう一品
