醤油を楽しむレシピ集

牛肉のしぐれ煮

濃厚醤油でしっかり味に仕上げる

作りたての熱々もおいしいですが、時間がたつにつれて味わいが深まるところもしぐれ煮の魅力です。一晩たって味がしっかりしみ込んだころはもちろん、個人的には2日くらいたって、油脂分が白く固まった状態をほぐしながら食べるのも好きだったりします。牛肉の旨みと生姜のピリッとした辛みが一つになって、時間をかけて育った深い味わいが楽しめます。

一般的には濃口醤油で作ることが多いしぐれ煮ですが、再仕込醤油や溜醤油を使うとちょっと味わいが変わります。「さいしこみしょうゆ」なら三年熟成の濃厚なコクが牛肉のうま味を包み込み、「みのび」のような溜醤油なら適度な酸味が加わって奥行きのある味に仕上がります。いつものしぐれ煮に物足りなさを感じたら、ぜひ特別な醤油で作ってみてください。きっと新しいおいしさの発見があるはずです。

材料(4人分)
200g
しょうが 2片
【A】
醤油(再仕込・溜) 大さじ3
みりん 大さじ2
大さじ2
砂糖 大さじ1~2
作り方
  • 1 しょうがの皮をむいて千切りにする
  • 2 鍋にAとしょうがを入れて火にかけ、沸いてきたら牛肉を加える
  • 3 時々箸で混ぜながら、煮汁が少なくなるまで10~15分ほど煮る

白皿に漆黒がよく映える三年熟成

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さいしこみしょうゆ
国産大豆・小麦で天然醸造。濃厚さとコクがレトルトカレーを劇的に変化させたりチャーハンにインパクトを与えたり。

個性的な香りと酸味が心地よい溜

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みのび
溜の中では一番味噌に近い味わいで、適度な酸味があるので納豆など香りの強いものとの相性は抜群。濃厚なので控えめに。

まずは一口飲んでほしいみりん

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一子相傳
味わいは甘いリキュール。国産米、国産本格焼酎をベースに熱処理なしの生詰のみりん。お米のうまみを堪能できるはず。/みりんはアルコールを含んでいるお酒です。未成年者には販売ができません。

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