醤油を楽しむレシピ集

粕川なっとうと醤油

地元産大豆にこだわる粕川なっとう

群馬県の納豆屋さんである「粕川なっとう」。おいしい納豆には原材料の大豆が大切と、地元産の大豆へのこだわりは並々ならぬものがあります。粕川なっとうにあう醤油はどれか?松村さん自身が味比べをしてくれました。

粕川なっとうの松村徳崇さん

ふらっとご来店いただいた粕川なっとうの2代目。タレのついていない納豆を商品化するにあたり、どの醤油がいいか吟味してくれました。先日の下仁田納豆さんの記事を参考に淡口醤油中心に進めることに。

まずは納豆を並べてみる

粕川なっとう以外も並べて、それぞれ味比べ。食感は柔らかいものから粒がしっかりしているもの。大豆のうま味やエグみの感じ方など様々。このように同時に比べると、思っている以上に違いがあります。

個人的には粒がしっかりしている大粒がおいしく感じました。

小粒をベースに比較をすることに

出荷量でいうとやはり小粒が人気のようです。小粒を同量づつカップに分けて、醤油も計量スプーンで計りながら注ぎます。粕川なっとうの小粒に淡口醤油7種類の組み合わせです。

うんうん唸りながら試食を続ける松村さん

「今朝も4パック納豆を食べて来たんですけどね・・・」と言いながらも、納豆を口に運び、じっくりと味わうと、「うまいなぁ~」と何度もつぶやいていました。

合計で10パックほどを比べた結果、以下の淡口をピックアップしていただきました。

淡口醤油
かけ醤油に使いたい淡口醤油。「大豆の甘みを感じる」と松村さん。淡口醤油はそのままだとしょっぱいですが、納豆にあわせると気にならず、ちょうどよい一体感に。大豆そのものを味わうならこれ。
淡口醤油
木桶仕込みで色の淡さを保ちながらできる限りのうま味を追求した淡口醤油。独特の香りがありますが、納豆にあわせるとさらに特徴的な香りに。印象に残る味わい。「毎日食べるならこれかな」と松村さん。
淡口醤油
京都の老舗が手掛ける淡口醤油。アミノ酸液などを加えて調味しているので、納豆に付いているタレの味わいに一番近い。万人受けしそうな味わいで、「控えめに使うと、率直にうまいですね」と松村さん。

粕川なっとう のご紹介

よい納豆をつくるには原材料の大豆が大切と、群馬県の粕川産の大豆にこだわり、より納豆にあう大豆づくりと鮮度管理に取り組んでいます。最近では水で戻す乾燥納豆も。