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FOODEX2023に木桶チームで参加しました。

木桶の醤油蔵26社で出展

木桶醤油の蔵元26社による「木桶仕込み醤油輸出促進コンソーシアム」。メーカーの枠を超えて木桶醤油を輸出していく取り組みです。2023年3月7日~10日、東京ビックサイトで開催された「FOODEX JAPAN 2023」に、このメンバーで出展しました。

昨年に引き続いての出展ですが、内容はバージョンアップしているはず!
26社の醤油。各社1本限定の展示。
サンプルとして配布するのは職人醤油でお馴染みの100mlサイズに統一。
蔵による個性が、木桶醤油の特徴。
お隣のブースは全醤工連(醤油の業界団体)に所属する全国の醤油メーカー。ここが醤油ストリートになりました。
ブースはあっというまに人だかりに。木桶メンバーはお揃いの黒のTシャツを着ています。
奈良県の井上本店の吉川遼さん。
静岡県の栄醤油醸造の深谷允さん。
兵庫県の足立醸造の足立学さん。
福島県の鈴木醤油の鈴木良浩さん。
小豆島から運ばれた2本の木桶。

若手メンバーが事前準備から当日の陣頭指揮を。

木桶チームのメンバーは20代から60代まで幅広い構成なのですが、今回の出展にあたっては若手メンバーが中心となり半年以上前から準備をしてきました。

オンラインで打ち合わせを重ねて、ブースデザインの検討から当日の配布資料、蔵元同士の動きや連携の仕方など、綿密に準備を進めてくれました。ほんとーに大変だったと思います。

毎日、会場に一番乗りしてこのメンバーで打合せをしていました。
いつの間にか、すっかり仲良しに。

恒例になった朝の準備と、夕方の反省会

開場の1時間前からはじまる朝礼。そして、閉場した後に2時間かけて行う反省会。これがすっかり定番になりました。それぞれが一日を振り返って、よかったところと改善点を出し合います。そして、翌日のに向けた具体的な改善内容を決めていく。

実際、1日目と2日目とではブースレイアウトも動き方も大きく変わりました。来場者への説明内容もトーク事例を共有しながら、レベルアップを図っていきます。人数が多いので時間もかかりますが、ここでの学びがとても大きくて、一つのチームになるために欠かせない時間となっています。

一日立ちっぱなしの後の反省会。じっくり2時間があっという間。
差し入れでいただいたお菓子を食べながら。笑いも挟みながら真剣に。
ブースは木造軸組工法(在来工法)。設営の時、他のブースの施工業者の方から、「在来なんて渋いね〜」と関心をもっていただいたようです。
もっと木桶醤油を盛り上げていきます!やったる(樽)で~!おっけ(桶)~!

木桶醤油についての動画

木桶醤油に関する動画をまとめてあります。蔵元にスポットを当てた動画や、木桶を復活させたドキュメント。アニメーションで表現した「豆腐小僧の木桶醤油の旅」も。ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/@KIOKESHOYU/videos