東北
山形屋商店
仲間で高めあって、福島プライドを取り戻す 福島県相馬市。太平洋に面する浜通りの北部に位置し、カレイ、ヒラメ、ホッキ貝などの海産物が有名。「地元の海産物の美味しさを引き立てるのは醤油だと思っていますので、その分、力が入りま […]
八木澤商店
地元と一体になり地域と共に成長 早い時期に丸大豆による醤油づくりを手掛け、昔ながらの味を追求してきた老舗ですが、2011年の東日本大震災で一変します。醤油も蔵もすべてが流されてしまいましたが、八木澤商店の根本を支えるもの […]
石孫本店
昔ながらという表現が相応しい醤油蔵 「スタッフに20代が二人もいるんですよ!」と嬉しそうに話す石川裕子社長。醤油と味噌の蔵元として「昔ながら」という言葉がぴったりで、「よく未だにこんな造りをしているね・・・」と同業者も舌 […]
鈴木醤油店
若い夫婦が挑む桶仕込みの手づくり醤油 高速を降りて国道284号線を北上すること30分。天栄村という案内看板を過ぎると見渡す限りの田園風景です。そして、鈴木醤油店とかかれた看板を目印に小道を少しのぼると、昔は養蚕もしていた […]
庄司久仁蔵商店
地域につながり山形の味を家族で支える 「このあたりでは、玉こんにゃく、ラーメン・そば、いも煮。この3つだね。どれも醤油が欠かせない」と話す庄司秀雄さんは醤油づくり65年。「80歳で体がガタっときた。それで仕事をセーブした […]
佐々長醸造
伝統百余年 ふるさとの味に技あり 岩手県花巻市は、県中央部に位置し、宮沢賢治の生誕の地でもあります。その宮沢賢治の有名な詩「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」の一節にこんなくだりがあります。 「一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野 […]
玉鈴醤油
先を見据えた醤油づくりで地元直販7割 「タマスズさんだから・・・」とよく言われたそうです。福島県では昭和40年代の組合設立をきっかけに工場を集約化して自社仕込みをやめていく傾向にありました。「うちは造りをやめない!」と言 […]
関東
弓削多醤油
地元を大切に兄弟二人三脚で 予約不要で醤油蔵の見学ができ、醤油ソフトクリームや卵かけご飯など醤油を五感で味わえる醤遊王国。業界でも有名なこの場所には、「安心でうまい醤油」を追求していこうとする弓削多さんの決意が込められて […]
岡直三郎商店
創業から220年を越える醤油蔵 創業から百年を越えている醤油蔵は決して珍しくはありませんが、二百年を越えている蔵はかなり少なくなります。岡直三郎商店が創業した1787年は江戸時代の「寛政の改革」が行われていた時期・・・と […]
近藤醸造
東京都内で唯一の木桶仕込の蔵 「東京で醤油造り?!」驚かれるかもしれませんが、東京都あきる野市の近藤醸造では、確かに国産原料と木桶で仕込んでいます。 五日市街道沿いにある店舗。屋号はキッコーゴ。 店内にも醤油がずらり。 […]
タイヘイ
巨大な桶で質を追求して 日本最大といっても過言でない60石桶がズラリ。このサイズを100本以上、現役で使っているのは日本中を探してもここだけ。そして、その中で年1回だけ搾る限定醤油の桶があり、限界までの質を追求しています […]
有田屋
人の都合で造らない醤油づくり 「ちゃんとしたものを造り続けたい。それは、人の手がかかり、人の都合で造っていないもの。だって、自然じゃないって、不自然ってことでしょ!」と有田屋の湯浅社長は語ります。 湯浅康毅社長。 醤油と […]
笛木醤油
ロングセラーを支える挑戦と愛社精神 明るくて楽しい食卓をコンセプトに地元に根差した醤油づくり。早い時期から生産をはじめた減塩醤油は30年を越えるロングセラーになっていて、愛社精神に溢れたスタッフと挑戦をし続ける社風が17 […]
上ホ醤油株式会社
茨城県筑西市で135年 茨城県筑西市(ちくせい)の久下田城(くげたじょう)跡すぐに位置し、明治六年(1873年)に初代保坂源太が創業。現在当主が六代目にあたります。 六代目の保坂正孝さん。 過去には造り酒屋2軒、醤油蔵2 […]
宮醤油店
「南房総といえば宮醤油!」になりたい 周囲の醤油メーカーが設備投資ブームに走った時、「たまたま」余裕がなくてできなかった。それが昔ながらの製法が残っている理由といいます。だからこそ、貫き通された品質とそれに向き合うスタン […]
中部
日東醸造
白醤油の専業メーカーが集まる愛知県碧南市 主原料が小麦で、熟成期間も短め。醤油の中で一番淡い色をしているのが白醤油です。全国的な流通量は1%程度で、手掛けるメーカーも数えるほどですが、料理人からは素材を活かしてくれる醤油 […]
丸又商店
大豆100%の溜醤油は海外でも人気 原材料表示は大豆と食塩のみ。小麦を使っていない溜醤油はグルテンフリー醤油ということでヨーロッパなど海外でも人気です。ただ、それより前からひたむきに溜づくりをしてきた蔵元には、使い込まれ […]
伊勢蔵
4種類の醤油をつくる蔵元 伊勢蔵では4種類の醤油をつくっています。白醤油、淡口醤油、濃口醤油、溜醤油。伊勢蔵のある三重県は溜醤油メーカーが多く、うま味のつよい味が好まれます。大豆が主原料の溜醤油に対して、白醤油は小麦が主 […]
七福醸造
よいものづくりは環境を整えることから 「相手の目を見て大きな声で挨拶しよう!」「しっかり掃除をしよう!」・・・誰もが子供の頃に教わったはず・・・七福醸造の工場見学に伺うと、その「当たり前」の徹底に驚かされます。全てのスタ […]
天野醤油
おいしいものを低価格で 蔵の背景には悠然と構える富士山。仕込みの時期には富士山から沸き出る名水を求めてトラックを走らせます。早い時期から再仕込み醤油を手掛けるなど美味しい醤油を追求しつつ価格はお手軽にを目指す地域に根差し […]
下津醤油
指摘と改善の積み重ねで今がある 「平成10年に家業に戻ってきて、現場の汚さに唖然としました。取引先の監査でもボロクソに言われて…」と話すのは下津家16代目の下津浩嗣さん。ただ、その時から始めたISO取得などの取り組みが実 […]
福岡醤油店
独自を追求して平日でも大にぎわい 緑に囲まれた土地をずっと車で走ると福岡醤油店に到着します。平日でもここの醤油を買い求める方が多く、山を越えて奈良県から来たのよという方も。甘味をつけた独特の味わいに根強いファンが多いので […]
栄醤油醸造
昔ながらの価値を進化させ続ける 国産原料と木桶仕込み。ずっと続けてきたら、周回遅れで認めてもらえるようになってきたといいます。過去の仕込みデータを几帳面に記録し、商品の質と顧客からの信用を積み重ね続けています。 元々は深 […]
ヤマシン醸造
伝統と新技術を大切に白醤油に徹する 白醤油の専業メーカーは数えるほどしかありません。そして、白醤油は琥珀色の澄みきった色が命。色が付きやすい木桶仕込みは敬遠されやすいものですが、創業200年超の老舗は80本の桶を大切にし […]
ヤマサちくわ
ちくわの老舗が挑んだくさくない魚醤 練り製品の原料として最高級品とされる「えそ」という魚。ちくわに使わないアラから魚醤をつくるため、ちくわの老舗とイチビキが共同開発。醤油づくりの技術を使った魚醤ができました。 愛知県豊橋 […]
南蔵商店
流行は追わない。価値あるものをつくる。 醤油は自然がつくるもので、人が関与できる余地は少しだけ。ただ、そのわずかに最大限貢献できるように向き合う。それが南蔵商店の印象です。麹づくりに全力を注ぎ、過去の天気から浸漬時間、蒸 […]
中定商店
豆味噌と溜を造る醸造蔵 中定商店の造る豆味噌は料亭などの料理人の中では有名な存在ですが、その製造現場を見ると驚くばかりです。ご家族とパートさんによる少人数で、超が付くほどの重労働を繰り返しています。 明治十二年創業。 溜 […]
山川醸造
溜醤油の美味しさの可能性を広げる 元々は飲食店向けに業務用の溜醤油を手掛けていましたが、全国的に知名度の低い溜醤油の認知度を上げようと加工品にも挑戦。大ヒットした「アイスクリームにかける醤油」など独自のアレンジ商品も人気 […]
近畿
末廣醤油
天然醸造の淡口醤油を進化させる 創業は明治12年(1879年)。建物は大正期のもので、ここ兵庫県たつの市には古い町並みが残っています。製法は天然醸造にこだわり、新しい淡口醤油の使い方の提案にも積極的で。淡口醤油を主力商品 […]
片上醤油
片上さんの醤油への愛と知識は底知れず 片上さんの個性がそのまま反映されているような醤油。それは、醤油が大好きで温厚な雰囲気がありながら、醤油を語り始めると製法から醸造学までどんどん踏み込んでいくマニアックさ。それに加えて […]
澤井醤油本店
京町屋の醤油蔵 京都の御所から徒歩5分ほど西に歩いた所に位置する「澤井醤油本店」。創業は明治十二年、その四年後の明治一六年頃に現在の地に移転し醤油造りを続けています。 京町屋の店構えと白い壁の土蔵。妻を見せた大きな木造家 […]
遠藤醤油
半世紀以上、醤油造りの第一線に 「うちの醤油は特徴がないからなぁ・・・」 と、遠藤善和さんはこう呟きます。「えぇ~!」私はただただ唖然・・・日本全国で昔ながらの木桶仕込み醤油がとても貴重なものとなっている現代、30石( […]
井上本店
ストレートつゆを手掛けられる実力 「何がすごいの?!」と思われたかもしれません。「濃縮つゆ」は雑菌を抑えやすいですが、「ストレートつゆ」はそうはいきません。大手メーカーがクリーンルーム等を備えてつくるのが一般的で、小さな […]
カネイワ醤油
昔ながらの製法に魂をこめる 「その土地の香りってあると思うんだ・・・」 そんな言葉から会話はスタートしました。「昔、おばあが醤油を混ぜて来い!っていうもんで、混ぜていたときの醤油の香り。」その香りに触れると昔が偲ばれて、 […]
足立醸造
木桶造りのオーガニック醤油を世界に 「先代からの話で印象に残っているのが醸造という言葉なんだ」と足立さんは話します。足立醸造の醸造は自分たちの手で原料から醸していくということで、そこには徹底してこだわっていきたいというも […]
中国
垣崎醤油店
一代じゃできないからね 島根県のほぼ中央部に位置している邑南町(おおなんちょう)。広島市から車で1時間ほど北上した位置にあります。「醤油づくりは一代じゃできないからね」と話すのは社長で三代目の垣崎正紀さん。 息子の宏次( […]
岡本醤油醸造場
醤油づくりをこよなく愛する 醤油づくりを最も愛しているつくり手、そう聞かれたら岡本さんの名前をあげたいです。ただ、広島県といっても大崎上島はフェリーでしか行けません。昔は島観光のついでに醤油蔵見学に立ち寄られる方もいたそ […]
鷹取醤油
至誠な醤油づくりを目指して 岡山県はまろやかで甘みのある醤油が愛されている土地ですが、この地に「正直な醤油づくり」という言葉がぴったりな蔵があります。蔵の中に入ると若いスタッフが忙しそうに行ったり来たり。活気に満ちた空間 […]
森田醤油
一生食べ続けても安全なものを 冬には豪雪地帯になる島根県奥出雲町。「子供から大人まで食べ続けて安全な醤油」を目指して、原料の大豆と小麦は国産、ダシも自社で煮だしています。ただ、それよりも、森田さんの醤油づくりへのスタンス […]
桑田醤油
真っ直ぐで正直な醤油屋でありたい 商売をする時、商圏をどんどん増やして売上を積み重ねていこうとするのが一般的のように感じます。ところが、「うちの商圏は防府市」と桑田さんは言い切ります。「県内の宇部市への出荷でも、うちから […]
四国
福寿醤油
醤油も地域も魅力を増していけるように 徳島県鳴門市。大鳴門橋から四国に入って車で15分ほど。四国遍路(八十八ヶ所)の一番札所 霊山寺(りょうぜんじ)のほど近くに福寿醤油はあります。木桶も有し、地元向けの昔ながらの甘いタイ […]
ヤマロク醤油
ヤマロク醤油を使ってみる!(購入ページ) ヤマロク醤油と木桶仕込み醤油セット 子や孫の世代に木桶を残す 木桶仕込み醤油が見直されています。今でこそ、メディアで取り上げられる機会も増えてきましたが、2000年頃まで木桶は減 […]
ヤマヒサ
先駆けて有機醤油を手掛けた蔵 醤油の産地として有名な香川県小豆島。現在でも22の蔵が醤油造りを続けていますが、その中でも有名な蔵の一つがヤマヒサ。自然食品系のお店で目にする機会も多いと思います。有機原料を使った醤油を先駆 […]
正金醤油
謙虚で控えめ。だからこその存在感。 120本の木桶を有する。大豆も小麦も国内産で、製造ロット毎の産地をホームページで公開している。たけど、「うちなんか、まだまだです」と、自慢する素振りが微塵もない。だからこそかもしれない […]
九州・沖縄
宮島醤油
醤油を基礎に食品事業を広く展開 宮島醤油は明治15年(1882年)に佐賀県唐津市で創業。昔の工場には運河が設けられ、製造された醤油が敷地内で船積みされては玄界灘へと搬送されていたそうです。 水運の専門家であった七世宮島傳 […]
クルメキッコー
200本の木桶を有する福岡県の醤油蔵 福岡県久留米市の本社から車で3分ほど、筑後川の堤防から少しくだったところに仕込み蔵があります。見学を迎え入れてくれたのは取締役の深町太一さんと製造部の田村史和さん。がっちりとした体格 […]
ミツル醤油醸造元
若き蔵人が自社醸造を復活 醤油業界の若手ホープといえば?と問われれば、城 慶典の名前を挙げたいと思います。大学入学前から自社での醸造を復活させる決意をして、着実にチャレンジを積み重ねている若きつくり手の現在進行形の物語で […]
坪水醸造
地元に必要とされるものをつくりたい 「醤油・味噌屋をやってて、一見非効率なことの中にこそ大事なものがあるんだなと感じるんです」と、笑いながら話すのは4代目の坪水徳宏さん。九州の最南端の大隅半島で個人宅への配達も続けている […]
久保醸造
お酢づくりをルーツに持つ醤油蔵 鹿児島県の大隅半島の中央に位置し、ヤマキューの名前で親しまれている醤油蔵です。ルーツは酢の醸造で、今でも静置発酵によるつくりを続けています。九州の中でも特に甘さの強い甘口醤油や麦味噌、酢の […]
吉村醸造
変革を重ね続ける醤油蔵 鹿児島市内から車で40分ほど。市来ICをおりてしばらく走ると、おしゃれな黒い建物が見えてきました。地元ではサクラカネヨの名称で親しまれている吉村醸造の工場です。 道を挟んで反対側には江戸時代からの […]
吉永醸造店
直接説明できる範囲で商売をしたい 鹿児島中央駅から歩いて数分。吉永醸造店の店先に配達帰りのトラックが停まっていました。「自分たちで説明できる範囲内の商売をしたいと思っています。だから、地元のスーパーにも卸販売をせずに、御 […]
フンドーダイ
熊本県でよく知られる醤油の老舗 2019年に150周年を迎えるフンドーダイの創業は1869年。熊本県内では多くの方に知られている醤油メーカーです。江戸時代から酒造りをしてきた大久保家。11代目が醤油醸造業へ転身し、地元に […]
橋本醤油
卵かけご飯専用醤油の先駆け 玉子かけご飯の専用醤油。醤油にだしを加えた醤油加工品ですが、用途の分かりやすさと、何よりも玉子かけご飯人気から多くの醤油メーカーが手掛けています。その中でも先駆けとして知られているのが橋本醤油 […]
長友味噌醤油醸造元
地元にも海外にも目を向ける 九州の南部に位置する宮崎県は甘さたっぷりの醤油で有名。そんな地元に根差した醤油をしっかりと手掛けつつ、アジアに実演販売にも出かける。「直線距離だと東京より近いですからね」と、いたって普通のこと […]
甲信越・北陸
山本屋糀店
試行錯誤の経験値を大切に、最高の品質を 「創業年は不明なのですが、帳面の記録から200年以上前から糀の販売をしていたと思います」と話す小宮山利幸さん。長野県で米麹、甘酒、醤油、味噌の製造を行っていて、2023年に行われた […]
マルヰ醤油
数値で管理をして五感で醸す 木桶が並ぶ蔵の中は、真っ白な壁と天井が印象的。諸味の管理は攪棒を使い、飛び散った諸味はその度に拭きあげています。細かく数値分析の記録を残しながら五感で醸すことを大切にしている蔵元で、平成30年 […]
野村醤油
地域を活かした醤油づくりを 県下醤油醸造場で唯一、曹洞宗の大本山・永平寺御用達の免可を得ている蔵元。地元に親身な姿勢は代々続き、地元産の青大豆を使った醤油を造ろうと生産者と3年かけて取り組み、地元ならではの醤油を生み出し […]
畑醸造
醤油づくりも地元もふれあいを大切に 極寒の地の温度変化に対応するレンガ造りの蔵で麹蓋による麹づくりをしています。そして、蔵に併設されている店舗は地域の交流の場にもなっていて、朝から地元客でにぎわっています。 富山県に残る […]
大久保醸造店
微生物に最良の環境を考え抜く 良質な原料を全国から集める。微生物が活躍しやすいように設備に改良を加える。仕込場はオゾン水で洗浄する。湿気がたまらないように壁や床に炭を埋める。ビンはリサイクルする。どれもが素晴らしいのです […]