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vol.108|木桶が海を渡ってビールを熟成

 

職人醤油の高橋万太郎です。こんにちは。

 

9月23日は秋分の日ですね。

太陽が真東から昇り真西に沈む、
昼と夜の長さが同じになる日のことで、
秋分の日を中心とした一週間がお彼岸。

これからしだいに秋が深まっていき、
おいしい素材ともたくさん出会える時期を
楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?

 

 

さて、嬉しいニュースが飛び込んできました。

小豆島のヤマロク醤油さんが主導する
木桶職人復活プロジェクト。

毎年1月に各地の醤油蔵も集まって
新桶づくりをしているのですが、
3年前につくった桶の、
そのひとつがイタリアに渡っていたんです。

 

2015年のミラノ万博で展示された後に、
クラフトビールブームの仕掛け人で、
クラフトビールブルワリーBALADIN(バラデン)創業者のテオムッソ氏と出会うことになります。

 

テオムッソ氏はイタリアまで送られた
木桶に込められた食文化のメッセージをすぐに理解し、
「伝統が消えつつあるような危機的状況を少しでも知らしめたい」
と、木桶を使って特別なビールづくりにとりかかりました。

 

18 ヶ月の熟成を経て、木桶ビールが完成したという一報がありました。

 

昨日、9月22日に情報解禁となり、
イタリアのスローフード展示会(サローネ・デル・グスト)で、プレス発表されました。
ただ、日本に輸入されるかはまだ未定のようです・・・。

以下のKIOKEのサイトで昨日のプレス発表の様子も掲載しましたので是非ご覧ください。
https://www.s-shoyu.com/kioke-news/baladin

 

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10月1日は醤油の日
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10月1日は醤油の日です。
ちなみに、 日本酒の日でもあります。
でも、なぜ醤油の日が10月1日なのか?

秋になり農作物が収穫の時期を迎えます。
収穫された大豆や小麦が醤油に加工され、日本酒はお米からつくられます。

冬の寒い時期に仕込みをする「寒仕込み」という表現があるように、
醸造の仕込みをはじめる季節で、
今でも地方の蔵元は仕込みの準備をしていることと思います。

 

そして、10月は干支の10番目。
「酉(とり)」にあたる月で、醤油の「醤」にも日本酒の「酒」にも用いられています。

この酉は甕(かめ)からできた象形文字と
いわれていて、醸造物を仕込む容器。
醸造と関わりのある月というわけです。

 

醤油業界では平成14年から10月1日を醤油の日と制定して、
全国醤油品評会や醤油名匠、レシピ&エピソードコンテストの表彰なども開催しています。

 

その品評会。職人醤油も少しだけお手伝いをさせていただきました。
10月1日に全国から集まった醤油の品評会の表彰式が行われますので、
その様子など、また改めてお伝えいたします。

 

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気軽に直接のコミュニケーションを
させていただけることを楽しみにしています。

 

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