醤油を楽しむレシピ集
プリンに醤油でウニ風味?!
噂を検証
プリンに醤油をかけるとウニになる。
こんな話を耳にしたことのある方は多いはず。そこで、プッチンプリンを使って検証をしてみました。
まずは、醤油からだし醤油まで幅広く試食。だし醤油系はことごとく相性が悪く、おいしいとはいえない風味になってしまいました。
また、しろたまり(白醤油)やみそたまりなどは塩プリン風味になっておいしいのですが、ウニ味とは違う方向性になってしまうので今回は除外することに。
よって、ウニになりそうな雰囲気をもっているのは濃口醤油だろうということで、今回は濃口醤油に絞って検証をすることにしました。
濃口醤油でも銘柄によって相性の違いは大きい
濃口醤油の比較なのですが、予想以上に相性の「よいもの」と「よくないもの」の差があって驚きでした。ポイントはプリンと醤油の一体感があるかどうか。一体感がないと醤油の味わいが強くなりすぎたり、醤油の香りの中でも発酵臭のような部分だけが強調されたりします。
逆に、一体感があると「あれ?!まずくない!」から、「意外においしい!」。さらには、「これはおいしいかも!」と印象が変わっていきます。
プリンは混ぜるとウニ感アップ!
最初はプリンをくずさないほうがウニの味に近そうだったので、できるだけくずさないように試食をしていました。ただ、口にいれた時はウニ感があるのに、徐々にプリンの甘みが出てきて口の中がプリンになってしまいます。先味はウニなのでが、後味はプリンなのです。
海苔とワサビのトッピング
後味のプリンの甘みをなくすことができれば、ウニに近づくのではないかと、海苔とワサビのトッピングに助けてもらうことに。ワサビと醤油を多めにかけて混ぜ合わせるのがポイントで、かなりウニ風味になってきます。
ちなみに、海苔とわさびがあるときは、カラメル部分がいっしょだと、ウニ独特のコクをより感じることができます。
材料
プッチンプリン | 適量 |
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醤油 | 適量 |
ワサビ | 適量 |
のり | 適量 |
作り方
- 1 まずは、プリンに醤油をかけて食べてみてください。かきまぜずにプリンの形を保ったままの状態で。
- 2 カラメル部分は入れない方がよいと思います
- 3 海苔とワサビのトッピングを加えます。この時はカラメル部分を入れたほうがよいと思います。ワサビと醤油を多めに加えてよくかき混ぜるとウニ風味に。
よりウニを感じるのはこの2本
一番ウニっぽくなる
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丸大豆生しょうゆ
火入れをしていない生タイプの醤油でウニっぽくには適任で、塩気がいい感じです。先味はすごくウニで、後味にすごくプリンになります。海苔をワサビをトッピングすることで後味のプリン感を隠してよりウニ風味に。
濃厚ウニ風味に
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日本一しょうゆ一番絞り
上の「丸大豆生しょうゆ」と比較すると先味はまぁまぁ、ウニ。後味もまぁまぁ、ウニ。ウニ感の持続性にかけての適任。プリンと醤油の割合が大事で、うまくいけば濃厚ウニ風味に。