醤油を楽しむレシピ集
ししゃもフライ

再仕込と淡口で食べ比べ
11月から12月旬のししゃもは、おなかにぎっしりと詰まった卵が最大の魅力です。プチプチとした食感と濃厚なうま味が口の中で弾けて、食べ始めると止まらなくなってしまいます。フライにすることで外はサクサク、中はふっくらとした食感に仕上がり、ししゃも本来のおいしさがより一層引き立ちます。ひとくちサイズで食べやすいため、気が付くと予想以上にたくさん食べてしまっているのも、このししゃもフライの魅力の一つです。
このししゃもフライをより楽しむなら、ぜひ2種類の醤油で食べ比べをしてみてください。「三年熟成しょうゆ」のような再仕込醤油なら、濃厚でまろやかなコクがししゃものうま味と重なり合い、深い味わいを楽しめます。一方、「淡紫」のような淡口醤油では、ししゃも本来の繊細な味わいがクリアに感じられ、さっぱりとした後味に。同じししゃもでも、醤油が変わるだけでまったく違ったおいしさを発見できる、醤油の奥深さを実感できる食べ方です。
材料(4人分)
ししゃも | 12~16尾 |
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塩・こしょう | 少々 |
小麦粉 | 適量 |
溶き卵 | 適量 |
パン粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
醤油(再仕込・淡口) | 適量 |
作り方
- 1 ししゃもはキッチンペーパーで水気をふきとり、全体に塩・こしょうをふる
- 2 小麦粉・溶き卵・パン粉の順に衣をつける
- 3 180℃の油で、きつね色になるまで揚げる
- 4 油をよく切って器に盛り、お好みで再仕込醤油または淡口醤油をかけていただく


合わせてもう一品
